純国産100%の漆の魅力

日本の漆文化は縄文時代から続き歴史も古く、昔から多くの人々に使われてきました。

また最高品質の物となれば重要な文化財や日本のみならず外国の身分の高い人や著名な方々に長く愛され続けています。

しかし、現在、国内に流通している純国産100%の漆、または漆器製品の国内自給率はたったの2~3%しかないと言われており、諸外国から長年賞賛されてきた漆製品にも関わらず、多くの日本人はほぼ外国産の漆器しか触れていないことになります。

しかも流通量が大変少ない国内産漆器と一言で言っても多くの漆器は溶剤などで希釈され酷い物だと80%くらい、よくても50%以上は薄められたものがほとんどです。

そこで当館は現在、大変貴重な純国産漆を希釈せず、漆本来の100%の漆の魅力を発信しております。

漆本来が放つ様々な表情をご覧ください。